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寒さ対策に運動を!(運動療法:首編)

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寒さ対策には運動を!とお話ししました。
ではどんな運動をすれば良いのでしょうか?
寒さを感じる身体の場所にもよりますので、上から順番にお話しして行きましょう。

①[首まわり編]
ここは普段の生活の場で比較的露出している割合が多いのでこの首から体熱が逃げて行っている事が多いです。
その対策にもなりますが、寒さ対策には首周りを覆う事も大事なので衣服で工夫をしましょう。マフラーを巻く事も効果が大きいですね。

首の上には頭が乗っているので、首は常にその重量を受けながら更に動く仕事もしています。
しっかりと支える仕事だけしていれば良いのなら首の筋肉はかなりの太さがあれば対処できますが、それであれば動きにくいですよね。
生活の場では首は前後左右上下に動かさないといけないので、その為には首の筋肉や構造的には太く出来ないので今の太さ(細さ)となっています。
あまり細いと頭を支えたり動かしたりするのに大きな負担となるのである程度の太さが必要です。かと言って、鍛え過ぎて太くなり過ぎても見映えも動きも良くありません。

寒いと首元にも力が入ってしまい、筋肉が硬くなって血流も悪くなってしまいます。それで結果的により寒く感じたり「凝り」を感じたりしてしまいます。
そのままでは良くないので首周りの筋肉を柔軟にする為の運動が必要となります。その運動とは、首を前後左右の各方向にゆっくりしっかりと動かす事です。ポイントはこの「ゆっくり、しっかり」です。
速く小刻みに動かすと首の筋肉はより硬くなってしまうので逆効果となってしまいます。なので「ゆっくり、しっかり」動かしてくださいね。
横に動かす時のポイントは、肩を上げずに首をしっかり横に倒す事で、耳を肩に近づけるイメージで行ってください。
また、斜め方向にも動かすと良いのですが、斜め上と斜め下のそれぞれ左右行います。この時も先ほど同様に「ゆっくり、しっかり」とです。
そして、これまで各方向に首を動かして来た動きを総合して、「首回し」をします。
この首回しもただ闇雲に動かすのではなく、これまでに首を各方向に動かして硬くなった首の筋肉をほぐす「ストレッチ効果」をより出す為にも、首を回す速度はゆっくりめが大事です。元々、首は人体の中でも特に大事な場所でもあるので、無理をかけないようにする為にも「ゆっくり回す」事が肝要です。
首を回す時はこれまでにやって来た、各方向をそれぞれ意識しながらその総合的な動きとして首を回すようにしましょう。
回す方向も、右回しを5回ほど、そして反対側の左回しもまた5回ほどゆっくり行い、様子を見ながらもう1セット行うなどして調整してみてください。
首を回した時にもしかしたらグリグリと音を感じるかもしれません。その際に痛みを感じる時には無理して回さないようにしてください。首の骨に異常がある事も可能性としてありますので痛みを強く感じる時は受診をお勧めします。

首の骨に頭の重みや動きによって負担を与えない為には首の筋肉の強化が必要です。頭の重さは体重の約10%と言われていますので結構な重さを首が支えているわけで、やはりその支える筋力は余裕を持たせるに越したことはありませんので首の筋肉も鍛えるようにしましょう。
ではどのようにするのかですが、一言で言えば「抵抗運動」です。抵抗運動とは何か?ですが、動作的には首を右に倒そうとするとそれを右手で左方向に押し戻す動きです。その時に首と右手にしっかり力を掛けて動かすか、右手を頭の右側に当てて左方向に押す力を掛けても首は動かないように耐える力比べをするような感じです。
左側も同様に行い、更に前後方向にも行う事で首の筋肉の前後左右を鍛えられます。首の筋力が上がる事で頭を支える力に余裕が生まれ、首の「凝り」が解消されたり首の動きが良くなったりする効果が出やすくなります。

首の筋肉を鍛え、首の運動(ストレッチ)を行い、衣服で首元を覆う事で寒さ対策と血流の促進にもつながり、寒い冬の季節への対策になりますので是非様々行ってみましょう。それでもあまり改善されない時は受診して対策を打って行きましょう!

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