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寒さ対策に運動を!(運動療法:肩・背中編)

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前回、寒さ対策の運動に、首周りの運動をお伝えしました。
今回はその周辺にあたる、肩と背中の運動をお伝えしていきます。

寒いと姿勢が悪くなる

 

寒い環境下にいると、自然と体の姿勢が前かがみの背中が丸くなった、いわゆる姿勢の悪い状態になっている事が多いですね。
寒さ対策で筋肉を縮めて体熱放散を少しでも抑える自然現象でもありますが、その状況は血流を悪くする状態でもあります。
しかも、背中を丸めた前傾姿勢では体の重心バランスが崩れて、それを何とか修正しようと背中や腰の筋肉が硬くなってしまい、余計と血流が悪くなりやすい環境となってしまいます。

良い姿勢を心がける

その対処法として、悪い姿勢の逆の姿勢、背筋を伸ばしたいわゆる「良い姿勢」に戻すべく肩関節を後ろに引く姿勢を取ります。
すると自然と背中がまっすぐ、もしくは少し反るような姿勢となります。
その姿勢が本来の体の正しい姿勢と重量分散体制でもあるので血流も流れやすい環境となります。
しかし、その姿勢のままだけでは寒さ対策には足らないのでここから運動要素が入って来ます。

寒さ対策のために運動を取り入れよう

寒さに対してついしてしまう、背中を丸めた悪い姿勢を修正すべく、肩を後ろに引いた「良い姿勢」を取ったならば、そこから運動要素を取り入れて行く方法をこれからお伝えして行きます。
単純に言えば、肩関節を回す運動をしてもらうわけですが、そこにはまた「コツ」があります。

肩の運動方法

肩関節を回す動きの方向は「前から後ろ」へ回して行きます。
勿論、後ろから前方向にも回してもらっても良いのですが、せっかく取った「良い姿勢」を維持しながら肩関節を回してもらう方が効果的なので、まずは前から後ろ方向に回してみましょう。その際、少し肘を曲げて、更に少し肘を外側に広げながら回してもらっても良いです。

回す時に大事な事は、「ゆっくり大きく回す」事です。
小さく速く回しても筋肉のリラックス効果は少ないですから、まず肩関節を上に上げてから後ろに大きく引いて回します。
その時、首と頭は上げるでも下げるでもない、普通の状態で回しましょう。

効果的な動かし方

両肩を揃えて回すより、右肩だけ5~10回回し、次に反対側の左肩をまた5~10回回すといったやり方の方が首や肩に力がより入らない、リラックスした運動となり効果が上がります。
また、左右一度ずつ交互に回す、いわゆる「背泳での腕肩回し」の方法も良いでしょう。
その流れから補足運動として、野球の大リーガー「前田健太選手」がよくやっている肩回し運動の「マエケン体操」は肩関節を回す方向が「後ろから前方向」ではありますが、あれは野球の投球動作が肩腕を後ろに上げてから前方向に動かす加減でそれに準じた回し方です。
ただ、その回し方でも肩関節をよく動かす事は一緒なので、その方法の方が良ければそちらでも大丈夫です。

まとめ

寒いと自然に姿勢が悪くなり、その結果血の流れが悪くなってしまします。
姿勢を良くするためにまずは身体を温めることが大切です。
今回は肩の運動方法をご紹介しましたが、要は、肩関節及び背中をよく動かす運動をする事に意識をして動かす事が出来ていれば良いわけです。

まだまだ寒い時期は長いですから、寒さで身を縮めたり、姿勢が悪くなっていると気づいたら「肩回し運動」を小まめに行うようにしましょう!

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