患者さまとの不思議なつながり
- その他
新患で来院される患者さまとは「縁」あってのつながりと感じていますが、先日、その中でも個人的に不思議なつながりと感じる事がありました。
以前から通院頂いている患者さまの御親戚にあたられる方に新患として御来院頂いたのですが、2回目の治療後に待合室でお帰りの支度中に受付窓口越しに「私、軍艦島に住んでましたよ…。」とのお話しが。
待合室と診療室には2014年に世界遺産に登録された長崎県の「軍艦島(端島)」の関連資料の一部をご紹介しています。私がずっと前から興味があり、来院頂いている患者様方々の中で興味を抱かれた方々に軍艦島世界遺産登録前から軍艦島に関するあれこれをお伝えして来ているのですが、患者様の中でその軍艦島にお住まいだった方ど出会えるという縁に驚きを隠せませんでした。「軍艦島を世界遺産にする会」の理事長で軍艦島(端島)の元住人でもある坂本道徳さんとは面識があったので、これで軍艦島(端島)の元住人と二人目のお知り合いとなりました。
「縁」とは不思議なつながりももたらしてくれるものですね。患者様お一人お一人とそれぞれの御縁でつながっていて、ここでのそれぞれの思い出を共有させて頂いています。患者様方々と色々なお話しを治療中にしていると色々な事が分かったり、発見があってあらためて人との温かい会話の交流の大切さを感じますね。引き続き、出会いとつながりを大切にして行きたいと思います。
ちなみに、世界遺産「軍艦島(端島)」に関しては様々なサイトで様々な解説がありますので、ご興味を持たれた方は是非検索してみてください。また、院において軍艦島関連のDVDもお貸し出来ますので、ご興味のある方はお気軽にお申し出ください。
軍艦島に行ってもたいと思われる方には、現地長崎港から軍艦島上陸観光ツアーも各社から出ています。私は世界遺産登録に尽力された坂本道徳さんによる、元島民ならではの気持ちのこもった名解説が聴ける「シーマン商会 さるく号」にて軍艦島への理解を深めました。http://www.gunkanjima-tour.jp