夏本番。しかし暑過ぎます…。しっかり暑熱対処を!
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今年の梅雨は例年より早く入り、なおかつ気温も高かったので「暑熱順化」が難しかったかもしれませんね。この「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れる事で暑さに強くなる事を示すのですが、その暑さのスピードが速いとそれに対応しきれなくて暑さにやられ、梅雨明けと共に猛暑日の連続、しかもその猛暑の程度が40度近い気温が続くとさすがに体がまいってしまいます。
そこで今や生活で必須となっているエアコン(冷房)ですが、昔のような「冷房は体に悪い」といった感覚は逆に危険かもしれません。就寝時間帯も熱帯夜の環境では十分な睡眠を得られないばかりか、就寝時でも熱中症に陥ることもありますので、就寝時もエアコンを緩めにかけたり、扇風機を併用したりして、タイマーを使用する際も、夜中に切れて水門が分断されないように、起床2時間前ぐらいに切れるような設定および環境が良しとされています。
体温以上の気温では、体内の熱が放散出来ないので体内に熱がこもって熱中症になったり、その他にも体調不良に陥る確率がかなり高くなってしまいます。そんな中でも屋外での仕事や活動を余儀なくされる環境では、小まめな水分補給は勿論の事、ネッククーラー、ネックファン等のクーリンググッズを使用したりもですが、とにかく無理せず小まめに休憩を取るなど、これまでよりもっと暑熱対処をしっかりする必要があります。
7月末から8月半ばまで、暑さのピーク時期になりますので、ここまでの期間に既に暑さにやられて来ている体に追い打ちをかけないように、より意識して暑熱対処して行きましょう。