生と死、また…。
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7月のブログに「生と死」のタイトルで思いを書きましたが、今回は近親者が闘病の末、この12月に亡くなった事で、それに関してまた様々な思いを感じる事となる流れとなりました。
人は「生」を受けると必ず「死」を迎えます。
どういう経緯と結末を迎えるのかは人それぞれに…。
今回は肺癌による死でしたが、長年元気で過ごしておられて、診断を受けた時は本人は勿論の事、周りも皆信じられない心情でした。その診断から約半年で84年の人生を終える事となりましたが、その人生の生き様はとにかくバイタリティでかつ明るく、人望が厚かった人でした。
なので、亡くなる流れはいまだ信じられない状況ながら、現実は厳しく、闘病していた病院からはすぐ引き上げなくてはならず、しばらくぶりの帰宅は違う状態で…となってしまいました…。
一家のムードメーカーだった人がもうその明るい声や表情を見られなくなった状態で横たわる姿はとにかく切なく、失望感が半端ない状況で、人の死は必ず来るとは分かっていてもやはり受け入れ難い。しかし、残された家族親族は悲しみに暮れてばかりはいられず、間髪入れずに様々な手続きや葬儀の準備をしなければならない。幸い、素敵な満面の笑みの遺影写真候補が見つかったものの、その笑顔の遺影写真がまた皆を泣かせる結果にも…。
その遺影を葬儀に参列して頂いた方々にも見て頂き、善い葬儀となりました。そんな時間から間もなく一週間となります。
闘病時期、最期に渡る様々な姿をその家族にその「生きざま」で様々な経験を教えておられた感じでした。
担当して頂いていた主治医及び関連医、看護スタッフさん方々も様々感心されていたそうです。
闘病はどんな状況でも辛く、看病する周りも辛いです。その辛い闘病期間、なるべく明るく気丈にふるまっておられた姿は天晴でした。
自分がその状況であれば到底出来そうも無く、葬儀も参列した皆さん方からあんなに惜しまれる事になりそうにないので、今回色々と感じるものがありました。
あらためて、生と死は深いテーマなのでそれぞれに思うところがあるので、生まれ、育ち、生活して経年変化して行く間にどんな事を思い、考え行動して行って人生の終焉を迎える時にはどんな心境で逝けるのか、また今回色々と考える時間となりました。